【神奈川】小型船舶の取り方 レンタルを利用して格安でクルージング

教習コース

教習コースは登録小型船舶教習所で一定期間講習を受講し、教習の最後に行う学科修了試験と実技修了試験に合格すれば国家試験の学科と実技が免除されます。ただし、この場合でも指定試験機関で身体検査は受験しなければなりません。

国家試験受験コース

国家試験受験コースは、免許スクールの講習を受講して国家試験を受験するか、独学で勉強して国家試験を受験するという取得方法です。国家試験は身体検査・学科試験・実技試験で構成され、身体検査は視力・色覚・聴力・疾病及び身体機能の障害の有無について、必要な身体検査基準を満たしているかを検査します。

合格基準は？

学科試験の合格基準は、科目50％以上であり、かつ、総得点の65％以上。実技試験の合格基準は、試験科目別の成績が配点の60％以上かつ、成績の合計が配点合計の70％以上であることとなっています。

この試験で身体検査・学科試験・実技試験すべての合格基準をクリアすれば晴れて合格、小型船舶操縦士免許証を交付されるという流れです。免許を取っておくと、神奈川でレンタルし、格安に楽しむことができます。

一般学科

一般学科には心得および遵守事項・交通の方法・運航という3つのカテゴリーがあり、心得および遵守事項では小型船舶の船長としての心得や基本的なルールやマナーなどについて学びます。

交通の方法では港則法・海上衝突予防法・海上交通安全法・河川法等の法律を学習します。運航では船の特性や操船方法、エンジンの取扱い、荒天時の対応、事故時の措置、気象・海象など船を安全に航行させる方法を学びます。

上級学科

上級学科では上級運航として海図を使ったチャートワークや気象・海象、荒天航法、海難事例などやエンジン・各系統の保守整備、機関故障時の対処方法を学習します。

特殊学科

特殊学科では一般学科の心得および遵守事項と交通の方法、運航として水上オートバイを安全に航行させる方法や水上オートバイの特性や操船方法などを学びます。

Ⅰ型船（ボート）

Ⅰ型船（ボート）には小型船舶の取り扱い・基本操縦・応用操縦という3つのカテゴリーにわけられます。小型船舶の取り扱いでは発航前やエンジン、法定整備などの点検、エンジンの始動・停止、係留やロープワークなどを学ぶのです。

基本操縦では発進、停船、後進、旋回、連続旋回などを学び、応用操縦では離着岸、人命救助などを学習します。

Ⅲ型船（水上オートバイ）

Ⅲ型船（水上オートバイ）には小型船舶の取り扱い・操縦という2つのカテゴリーがあり、小型船舶の取り扱いでは発航前点検、エンジンの点検、ロープワークやエンジンの始動・停止などを学習します。操縦は安全確認や発進・停止、旋回やスラローム、人命救助といった内容の学習です。